冬のサクラ

って書くとき絶対1回「冬のソナタ、じゃなくて」ていう手順を踏んでしまう。
「サクラ」が漢字だったらこの手間いらんのに。
 
なんかねー。
前からモヤモヤーと思ってたんですけど。
いや、
人の感情って1個じゃないし
行動は理屈で説明できるものばかりじゃないしね。
とは思うんだけど。だけども。
やっぱりわかりくくないすか?
モナミの基本線が。
 
モナミが何故命を捨ててまでも記憶を守りたいか。
それは娘の琴音のことを忘れたくないから。
モナミが自分らしく生きるということは、琴音の母親であるということ。
だから、記憶を失う可能性の高い手術は、命だけは助かるとしても、拒否する。
そこでとる行動が「祐と手に手を取って逃げる」ていう。
飛躍してませんか。
そりゃさ
支配的な夫から逃れたい
院長の嫁としか見ていない姑から逃れたい
優しい祐と一緒に過ごしたい
自由にのびのびと生きていきたい
やっぱり「記憶がなくなります」と予告されて手術するのは怖い!
などなど色々あると思うけど
一番大事なことは、命よりも大事なことは、娘の母親であること!
なんだよね?
「琴音のことはどうするんだ!?」という夫に
「私からちゃんと話をします!」と言い切っていたけど…
意味がわからない…。
これが、命と引き換えにしてでも今の自分は祐と一緒にいたい、
それが自分が生きるということだから
娘にはそのことを理解してもらいたいとかなら
一応流れとしてはわかるけどもさ。
単純に、単純に、
祐と2人で山形行ったら、琴音のお母さん出来ないよね。
…。
…。
やっぱりこの「結果なんでそうなる??」ていう単純な感想が
一番最初に来ちゃって、なんだか入り込めませぬよ。
 
そんでさ
手術したら記憶失うかもしれないという方向の話ばかりしてるけど、
医学的なことはわからんけど、
単純に考えると、
手術しなくても、
このまま腫瘍が大きくなったら記憶障害とか出てくるんじゃないの?
仮に記憶を保ったままいられるとしても、
その期間は恐らく短いわけで、
その後は記憶どころか自分の存在自体も失ってしまうわけで、
一方手術で記憶を失い命が助かった場合は、
これまでの思い出は失われてしまうけれども
これからまた琴音との思い出を作っていけるわけで、
例えば今、琴音に向けてレシピブックを書いているように、
今のうちに手術後の自分に向けて
琴音との思い出を出来る限り記したノートを作っておくとか、
そういう方向も考えられると思うんだけど、
それについてはどう考えているの?
そして、琴音ちゃんにとってはどっちがいいかっていうことについては
どう考えているの?
  
そんな感じで、
毎回モナミのナレーションも入っている割には
モナミの考えが今一つわからんのです。
  
旦那の考えもわからんしね。
とにかく自分の支配下にあればよしってことかしら。
自分にとって大事なのは琴音だけとか言ってたけど
その大事な娘の大事な母親が記憶を失ってしまうということについて
どう考えているのか。
  
祐は琴音ちゃんのことは考えないの? 
 
 
とりあえず。 
加藤ローサちゃんはおでこちゃんだなぁ。しかしかわいいなぁ。
 
あとモナミんちのハンバーグにはベーコンが巻いてあるということと
ソースはウスターソースとケチャップで、
案外普通なんだなということがわかりました。
まぁ高いケチャップなんだろうけど。