ウランバナ

ウランバナ (クイーンズコミックス)

ウランバナ (クイーンズコミックス)

佐保の被ってる布の柄が若干テイスト違う気もするけど、表紙かわいいわー。
 
勝田さんの本2冊同時発売!
ということだけど、個人的には別々の月に発売してくれたほうが楽しみが分散してうれしいっす。
超多作な人なら月に何冊も読めるのもうれしいけど。
 
なんか、自由な作品…のような、ちょっと捉え切れないような、まとまりきってないような、不思議な作品。
主人公はインドの王子様に夢中で、勝田さんの漫画ではメインになりそうなイケメン坊さんは妻子持ち。でその奥さんはいつか登場するのかと思いきや結局しなかったり、サブキャラの話が結構幅を利かせてぃる割に主人公とそのイケメン坊さんの話はもうちょっと突っ込めそうな感じもあったり、して、あと2話くらいあったらいいかなぁみたいな気もしないでもなく。
盂蘭盆っていう言葉はインドのウランバナの音から来ている、のですな。ほほぅ。
お盆前後のお話というのと、ウランバナのハナのところと佐保の花屋のハナがかかっているわけですね。あと王子様のインドね。
中に入っている短編は、担当さんが落語好きで、三題噺だということでしたが、「ウランバナ」はこのウランバナという言葉からの連想のお話なのかな?って単なる想像ですが、この「こんなお話どうやって出てくるんだろう?」っていう不思議な感じのヒミツとしては納得できるかも。
 
今のところまだ、読みきり二つを含め、自分の中では「あのこにもらった音楽」が一位ですなぁ。
ところで1話に3コマ岩本ナオさんが登場しているということですが…さりぃかな???