なんて素敵にジャパネスク 人妻編

なんて素敵にジャパネスク (人妻編4) (花とゆめCOMICS (3009))

なんて素敵にジャパネスク (人妻編4) (花とゆめCOMICS (3009))

いきなり読みたくなって、今4巻まで。
小説は全部読んでいるのだけど、例によって忘れているので、新たな気持ちで楽しめます。
読むと、あぁ、こんなことだったなぁ、こんな人だったなぁと思い出して懐かしく。
しかしこう、ドキドキ度というかトキメキ度は独身時代の方がやっぱりあるなと。いまのところちょっと地味っちゃ地味な話なのよね。コミックでまとめて読んでいるので楽しめるけど、月刊誌でちょっとずつ読んだら、スピード感がちょっと、かもしれない。
瑠璃は高彬がいうように、身分が下の人間でも好きになったら好きって感じの人なんだろうけど、しかしその時代の人間として身分意識はあるし、まあ、お嬢様だからこそこれだけ好き勝手言えるといえばいえるのだよね。居候させているあき姫に対しても、あき姫の態度も悪かったからにしろ、うちの家を出て行く覚悟はあるのか、みたいな、気に食わなかったら家の財力の違いをつきつける、みたいなのって、ちょっとねえ。うちの家、うちのお衣装って、親のじゃん!とか、今の感覚からしたら思うけど、まあ、そういう感覚はないのだろうね。でも藤宮さまから、帥の宮のような境遇の人間の気持ちは瑠璃さまにはわからないのでしょうね、的な、台詞もちゃんと入っているからよい。それで瑠璃も考えて、それを踏まえても許せん!っていう風に、お話がちゃんとしているからやっぱり面白いね。恋愛問題→帝のいたずら→政略問題、と展開していくのも面白い。
ちょっと守弥がかわいそうだったけど…。よさげな作戦立てて「守弥ってすごい!」と感心されたかと思いきや失敗した途端「あの野郎〜!」みたいな。やっぱ瑠璃って言いたい放題だな(笑 と思いました。
今後の高彬に期待…って活躍するところあるんだっけな、ほんとに覚えてないや。