恋愛小説 (新潮文庫)

恋愛小説 (新潮文庫)

豪華執筆陣…
まあ、そもそも知らないヒトの恋愛話ってやっぱりなかなか興味わかないわぁというのがあるんで
そこにどんなエッセンスが入るか、ですね…
実はウィスキーが隠れテーマ(テーマってほどのものじゃないだろうけど)なのかな、と思ったんだけど
ひとつだけウィスキーが出てこなかったのよね…偶然ウィスキーが集まっただけだったのかしら。
でも、ハイボールだったり、あったかいウィスキーだったり、お水と交互に飲んだりっていろいろな飲み方があって
それぞれ印象深かったから、ひとつだけ、出てこないと、気になってしまった。
川上弘美さんのが一番好きかなぁ。
小池真理子さんのは…だから何だ?と思ってしまった…手紙として不自然だし…
篠田節子さんは、相手の男がナチュラルにちらっと見せた小者感が、篠田さんって感じでちょっと面白いわね。
乃南アサさんのはちょっと無難な感じだったかなぁ。
よしもとばななさんも、よしもとばななさんだなという感じで…
やっぱり、ごはんとかお酒とどういう風につきあっているかというところにいくのね、ということで…
別にその考えに反対するわけではまったくないんだけど、このテーマ多いなぁと…