明日の記憶

そういや見たけど1行もメモってない映画がありますなー
後で感想書こう!と思うと書かないのよね。
えっと、明日の記憶
香川さんがよかった!ぐっと来た。
あと木梨さんもよかった、あれは、どっちなんだ?
渋谷(だっけ?)で迷子になってしまうところ、リアルだった。
あとなんか、自分の中に社会人ツボってのもちょっとできたかもしれないと思った。
実際はあの段階で一人で奥多摩?までいけるわけがない、というような意見というか批判か、
そういうのもあるという話が糸井さんと渡辺さんのやりとりで出てきたと思いますが
要するに小説の中で実態を無視してきれいに作ってしまっているというか
そういうことなのかな?だけど私は、実際にそういうことの厳しさを体験してないから
気にならないだけかもしれないけど、あれは、なんというんでしょうか、
陳腐ですがよく言われる蝋燭の炎が消える前のパッと明るいやつというか…
恋の記憶とあのエロじいさん師匠が導いてくれた奇跡(笑 というか…
お話としてアリじゃないかなと思うんですが。
どっちかというと、奥さんの方が、現実よか甘く描かれているなあと気になりました。
実際はあの年まで働いたことがなくて(あ、一度もないのかわかりませんが)
仕事を見つけるって結構大変だと思うのさ。
実際は安い時給のパートとかを見つけてね、なんかやたらとその職場を仕切ってる古参の人とか
やたらと威張りちらす工場長とか店長とかね、そういうのもいたりして、
無意味にガミガミ言われたりしながら、重いもの持ったり冷たい水に手をさらしたりとか一日中立ちっぱなしとかね
そういう感じが多いんじゃないかと思うのさね。
だから枝実子は楽じゃんーと言ってもしょうがない…んだが。比較してどうなるもんでもなし。
うーん。何が言いたいんだろう。そうだなあ…でもやっぱりちょっときれいにしすぎかなあってことかな。
樋口さん自身がまずきれいだし。勿論枝実子は心の中いっぱいいっぱいでもそれを抑えているんだけどさ
でもちょっとその生々しさにかけるかなあと。そう思いました。
あ、でもその微妙なところについて、渡辺えり子とのやりとりが入ってるから、それで大分いいなと思いました。