七回死んだ男 西澤保彦

七回死んだ男 (講談社文庫)

七回死んだ男 (講談社文庫)

時々、というかしばしば?「反復落とし穴」に落っこちちゃって、同じ日付を9回も繰り返してしまう体質の主人公のお話ですー。
2回目でなぜかおじいちゃんが殺されてしまうのですが、3回目になれば生き返る。しかしまたまた殺害されてしまう。
ラストの回の出来事が決定事項になってしまうので、それまでにおじいさんが殺されない方法を見つけなければ!という孤軍奮闘するのですが・・・という感じでっす。
犯人は誰なのかって話だと思いながら読んでいたのだけど、進んでいくと、ほほーそこですかと。
でも真相も割とすっきりしてて読みやすく楽しい本でしたー。
キュータローさんは、見かけより長く生きているからというだけでなく、頭良さそうな感じでしたけども。