今度は多産でパニック の夢

うちが女子校なのかな?で男子校といっしょに、伊達政宗踊りっていうかね、そういう踊りを、高校3年生の青春を賭けて練習する日々だったのです。
なんのつもりかわかりませんが藁を束ねて作った松明的なものを手に。輪になって。
私もなにやら委員的なものになり、かなり頑張っていたんです。
そして発表当日。
みんな腰にフェレットをつけて踊るんです。
フェレットの胴体をこう、ソフトなバンドで巻いてね、それを自分たちのウエストに巻いたベルトにつけるの。
伊達政宗踊りにフェレットが何の意味を持つのかはしらないけど、どうやら私の案のようでした。
2チームに分かれて踊るので、まず前半のチームがグラウンドに出て行きました。
そして踊ります。みんな輝いています。これまでの練習の日々が思い起こされます。
すると。
バンドが緩かったのか、フェレットの柔軟性のなせる技か。
フェレットが次々にバンドからはずれて脱走し始めました。
グラウンドはフェレットの捕獲に大騒ぎです。
私は捕まえたフェレットたちを入れようと、養育していたプラスチックの衣装ケースを開けました。
すると、なんということでしょう。
衣装ケース中に、いつのまにか繁殖した子フェレット、孫フェレットが動き回っています。
1センチぐらいのものや数ミリのものまでいます。
それが自由にわらわらと動き、壁を上って外に出ようとするものも大勢います。
小さすぎて柔らかすぎてどう触れば大丈夫なのか・・・恐怖。
フェレット対応で後半のダンスの予定も吹き飛びました。
私は、自分がフェレットを提案したためにみんなの成果の発表の場を台無しにしてしまった後悔と
今後この無数のフェレットたちの養い手をどうやって見つけるかという問題で、
心が真っ暗になっていました。
そんな夢。