ブルータスの心臓

3週連続東野圭吾スペシャルだかなんだかの2週目。
先週の「11文字の殺人」があまりよくなかったのでもう見ない方がいいかなって思ったんですが、ミラクルが起きるやもと一応見てみる。
ラクル起きなかったけど先週のよりは良かったと思ふ。。。先が気になるというか。
殆ど人間性の感じられないキャラクターばかりだったけど、東野さんのヒューマンドラマ的なやつってなんかワイドショーで描写されるぐらいの薄い感じがして好きじゃなくて、いっそこんなふうに駒みたいな人間ばっか出てくる方が好みなのでそれはそれでよし。。
でもそれだけじゃなくて、こう、がつがつ左脳ミステリーな感じに仕上げてほしいんだけど、今回のは何がミステリーなんって感じで、わざわざスペシャル組むほどの内容ではなかったような。完全犯罪っとかいいながらあっというまにやぶれるし…計画通りにいっていたとしてもどっちみちすぐばれちゃったんじゃないかなぁという感じ。
とりあえず藤原達也は社長の娘と結婚して会社を牛耳ろうという野望を持っているのに何故わざわざ遊びの相手を社長秘書などにしたのでしょうか?不思議っ子でした。
 
ところで録画したまんまの「クロサギ」の映画を見る勢いだけでもつけるか、と、ちょろっと再生したら、山崎努がシーザーの生涯について語っていて、今日はブルータス日和だなと思いました。
 
が、そういえば、東野さんの方のタイトル「ブルータスの心臓」ってのはどういう意味?犯人が友情を裏切ったって意味?心臓って?加藤あいがシステムの名前をきいていたっていうくだりは関係あるの?

追記

他の人の感想を見たら、ブルータスはまんまロボットのBRUTASのことなのかしら。
シーザーというかカエサルというかが「ブルータス、お前もか」と言ったのは、ブルータスが腹心の部下だったからこそ、信頼を裏切られたことにショックを受けたわけですよね。でもこの話の場合、「まさかお前までもが」って傷つくほど主人公と関係の深かった人間もいなければ、それほどまでにロボットに愛情注いでいた描写もなかった気がするのね。だから誰がブルータスと言われても、ふーん…?て感じ。もしそんなにロボットを愛してたんならそもそもなんで裏切り者の代名詞みたいなブルータスなんて名前付けたんだろ。はてはて。原作ではその辺りもう少しは書いてある、はずですよね。でも読んでみたい!って気にもならなかったなぁ…