らいおんハート

10年ぐらいずっと、この歌を耳にするたび

笑うそばから ほら その笑顔
泣いたら やっぱりね 涙するんだね

の意味がわからん…とぼんやり思っていたのです。
笑う「そばから」笑顔って、笑顔になる=笑うだし、泣い「たら」涙するんだねって、涙する=泣くじゃんか、と。
そんで最近テレビで歌ってるのを見てまたもやーとしていたんですが
今日の夕方ようやく、ようやーく、思い至りました。
前半後半で主語が違うのか。

(僕が)笑うそばから ほら (君は)その笑顔
(僕が)泣いたら やっぱりね (君は)涙するんだね

か。
君はそうやって共感して僕を癒してくれる薬箱ちゃんてことか。なーん。
もやってたの私だけですかね。
 
しかしこの歌詞、随所で気持ち悪さを感じてしまいますわ…
まず「どんな風に僕を癒してくれる」の時点で癒してくれるの前提な感じがちょっと嫌っていうか…癒しが必要なほど落ち込んでるはずの時に「さあ、どんな風に癒してくれるのかな?」「あ、泣いたらやっぱり泣いてくれるんだ〜」とか思ってるのがなんか嫌。「やっぱりね」が特に嫌。
そんで「あきれるほどに そうさ そばにいてあげる」の「あげる」も嫌だけど、まぁほんとは自分がそばにいてほしいくせにいてあげるとか言っちゃってんのねと考えれば許容範囲かもしれない…
けど「失ったものは みんなみんな埋めてあげる」の傲慢さが最高に嫌。
作詞野島伸司さんなのか。知らんかった