Secret Adversary

The Secret Adversary (Tommy and Tuppence Mysteries (Hardcover))

The Secret Adversary (Tommy and Tuppence Mysteries (Hardcover))

トミーとタペンスのおしどり探偵シリーズってやつですか。
1作ぐらいは昔読んだことがあるはず。
多分これね↓
運命の裏木戸 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

運命の裏木戸 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

これ↑は何歳ぐらいの設定だったか、例によって全然覚えていないんだけど
今回は2人の若かりし時代の、最初のお仕事の巻。
ヨーロッパ?を裏から操る大物を相手にしての、冒険あり、恋もちょっとあり、の、ワクワクなお話です。

いやはや、ほんと、主人公でよかったね。
勇気もあり、機転もあるのかもしれないけど、自分の印象だけで行動しちゃったり、いきなし無謀な行動とったりして、主人公じゃなかったらそれぞれ2、3回ずつ死んでる感じです。
謎の人物の正体は、まあ、明かされる前にざっくり予想つくんですけど、楽しく読めます。
しかしなんか、私が読みとれてないのか、よくわからんかったところがあって。あ、ネタバレあり↓
ラスト、JuliusとJaneでかわいく爽やかにハッピーエンドになってますが、途中、Julius=Mr.Brownではないにしても、Juliusさんはやばいことやってる怖い人ですみたいなくだりがあったと思うんだけど、あれは、どうなったの?
あと、Tommyが監禁されてるときに、わざわざJaneを呼び寄せて世話させたのってなんのため?