ゼロの焦点

原作がちょっと期待外れというか疑問符いっぱいだったので全然期待せずに見てみたけど、見終わったばかりの感想としては、原作よりこっちのがいいような気がします。
一番「ありえん…!」と思った本田さんの…の部分が変更されているし、憲一が2枚の写真を持っていた理由も、原作ではわけわからんというか、うーわーそんな人いやだなぁと思ったんですが、そこも変わっていたし。(と思うのですが自分の記憶力はあてにならないためいささか不安)
登場人物それぞれの心理描写や微妙で複雑な関係の描写も、映画の方がよかったように思えました。
広末さんは何やら若さや美オーラがなく、あらら?という感じでしたが、行方不明の夫を探す役だからなの??声がかわいすぎるからもうちょっと低めに出したらどうかなぁといつも思います。中谷美紀に叫んだところの表情はよいと思いました。
金沢の事務所の上司さんだっけ、所長さんだっけ、あの人がなんだか必要以上の迫力が…
本田役は原作の感じだともっとイケメンさんかと思っていたので、あら?広末さんといいムードになりそうな感じでは…ないな…?とちょっと意外でしたが、その辺りのムードはさっくりカットですね。まぁ10日しか一緒にいなかった夫を探してるうちにしんどいときに一緒にいてくれて協力してくれる人に心が傾いていくってのもすごくありそうですけど、それやってると話がぼけるんで、こっちのがいいと思いました。
木村多江のやってた、語尾に母音がいっぱいつくみたいな(何々でぇぇ〜、みたいな?)喋りが、金沢風なのかな?