ガラスの仮面 46
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: コミック
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たしかに45巻は真面目なお稽古中心で、いつものガラカメパワーが不足しているような気も少々しておりまして、それだけにラストの姫川親子のむちゃ練にテンションあがったわけですが。今回も2ページめ3ページめの見開きでまず笑わせてもらったわけですが。キャンドルどんだけ。
しかし、「亜弓さんスカートはやめてー!」「しかもいきなり窓開けはハードル高すぎる!」「キャンドルの上に倒れたらどうすんの?」「キャンドルがドミノ倒しになったらどうすんの??」「歌子ママ消火器持っといてー!」とハラハラドキドキさせてくれた亜弓さんの印象も少々薄まってしまうほど紫織様が暴走したあまり、えらく陳腐な、いやいやまさかそんな展開にはならないよねと思ったらなってるーって意外性のなさが意外すぎる、「(笑)」満載の展開となっております46巻。紫織さん、マヤ・亜弓もびっくりの女優っぷり。でも脚本力ゼロ。そのうえ何故かわっかりやすく証拠をのこしちゃってたりと(車の中で写真ピリピリしてたのかな?)うっかりさん。どこが「この人が指輪をなくすなんてありえない」なんだ…。
リクエストにこたえてか、聖さんの変装も入れてくれてましたが、なんでわざわざ記者に変装する必要があったのかわかりません。しかもマヤの笑顔にときめいてしまうという、これはまさかの展開。でもこれまたその必要性がわかりません。そのうち、マヤを苦しめる真澄様を責めたりしちゃうんでしょうか。それか「あなたが行動しないのなら私が…!」なーんて。
紅天女の方の進展としては、亜弓さんが目以外の感覚で見る訓練をしていて何かをつかみかけていますということと、マヤ側は真澄への思いを通して阿古夜の心を理解しましたと。
しかし真澄とマヤの鈍感っぷりは想像を超えているというか…こういう段階はすでに梅の谷で通過しましたよね?て思ってしまうのですが…勘違いでしょうか。
そして歌子さんが、試演はほとんどぶっつけ本番的なこと仰ってましたが、これだけ長い時間かけて候補者決めしといて、なんでそこだけそんな急ぐんだろう…。
あと亜弓チームの他の面々、ずっと主役なしで稽古してるんだろうけど、元気かな…。
とにかく。
「紫織さんとワンナイトクルーズ…!」で白眼の真澄さまに笑っちゃいました。