20世紀少年

1章は見て、ま、大体誰が何役か見られたので、気が済んだというか。主役のケンヂとカンナだけ違う気がする…(ルックス的に)という感想をもって帰り、2章は見ていないんですが、3章、あの人の出番かも!という期待と、レイトショー料金で2時間半も遊べるんならお得かなーという気分で、公開されてからかなーり経ってから鑑賞。
ふーむ。
ケンヂは慣れてきたのかそれほど違和感なかった。歌はパワー不足という気もしたけどわりと上手いなという感じでした。ライブシーンも、関所的なとこでの歌を聴いて心配したよりはよかったなと。曲が、こんなん流行るんかなぁって感じだけど…ま、漫画でもそうだったしいいけど。
カンナは声かわいいんだねえ。どうも、顔のはっきりした美人さんだから、あのキャップと跳ね髪に違和感が…。顔も似てないんだから、普通に下ろしたセミロングでいいんじゃない?
あの人の出番は思ったより短かった。あれ?あれ?そんだけ?ってなった。
全体的に、つまんなくはなかったけど、こう、いろんな糸が絡み合ってラストへ!!みたいなクライマックス感があんまなかったなと。途中の、カンナと"ともだち"のとことかも、盛り上がりきらないし…こんなこともありました、あんなこともありました、みたいな並列感といいますか。あれせっかく開発したけどそんなに役に立ってない…?みたいなのもあって。
そしてラスト、これで終わりなの?と思ったらもうちょっとあって、お♪って思ったけど、あれって単に自己満足でしかなくない?いや、そこでケンヂを責めようというわけではないんだけど。ちょっとした希望、みたいなラストだったのかもしれないけど、なんか、そうやって自己満足するしかできないんだよなぁ、起こしてしまったことはとりもどせないんだよなぁということの方を強く感じました。
しかしあんな美少年とは…。
以下ちょっとネタバレで、よくわからんのが
ラスト付近で「こいつが"ともだち"だったのか!」て勘違いするシーンがあるけど、彼は何故あれ被ったままだったんだろ。邪魔だよねえ。意外と視界良好なすぐれものなんだろうなと思うけど、それにしても、普段被ってないと気になっちゃうと思うんだけどね。別に脱ぎにくいわけでもなさそうだし。まあ、盛り上げるためだけだろうけど、なーんか無理あるよなぁと気になってしまうのよね。。。つかまぁそもそもお面被ったまま学校とかなかなか行けないんだけどね。それはまぁいいんだ。スケバン刑事も鉄仮面で学校行ってたし。