サクリファイス

サクリファイス

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ゴールデンスランバー」が面白かったので
本屋大賞を上から順に読んでこうキャンペーン。
ところが昨日本屋さんにいったら3位が売ってなかったので
いきなり「悪人」買っちゃいました。。。
それはさておき。
 
自転車ロードレースなんてまったく知らないしなぁ…
表紙もバッチリ競技の絵だし…ちょっとしり込み。
いやしかしここで挫けてはキャンペーンが。
しかも、近藤さんてそんな「本屋大賞常連」て感じではない、よね。
なんというか、そんなぶっちぎり華やかに活躍という感じではない…と
思っているので、それが2位ってんだから、実際すごいんだろうなぁと思い。
帯が熱烈に薦めているし。ということで、購入〜。
うん ほんと 長くない話の中に競技と人と物語がちゃんと入ってて
無駄なく、といっては味気なさ過ぎるか・・・
なんていったらいいんだろうなー。
よかったです。
あの人はなんであそこであの台詞を?とか
え・・・それはそれでいいの??という気もするんですけど。
えーと 中身については下で。
 
しかし、ロードレースの精神、とか、マナーというもの、
いったいどういうものなんだろう???
あ、説明がわるかったとか、納得できない、っていう意味ではなくて。
でも飲み込めたわけでもなく。ちょっと興味。

伊庭くんでしたっけ、若いのにすごい実力者、でも反感買うタイプ、てことだけど
主人公がトントン上ってくときのお話だからか、なんか、
そんなーに実力差があるようにも見えないし、伊庭君率直ではあるけど別にそんな嫌なやつにも思えないし
(ま それは主人公フィルターを通しての描写だからそうなるのかもしれないけど)、
寧ろ、主人公君が、素質あって力もあるのに(最後には海外のチームに引き抜かれちゃったし!)
本人淡々としてて勝利に無欲で、周りで「ムカつくーっ・・・」って切実に思ってる人、いそう。
そんなこと言われても、って主人公は思うだろうけど。
 
なぞは
どうしてあの先輩は、あそこで、「あいつはわざとやったんだ」みたいな・・・中途半端なことを言っちゃったんだろう?ていう。
あと、人の飲み物に薬を仕込むという明らかな犯罪をしたあの人が元カノと結婚してるんだけど、それはいいの??ていう…。