ゴールデンスランバー
山桜とか、遅くまで咲いてる桜を見にいこ。て思ってたのに。
4月とは思えぬ寒さでしたので。
しかも雨まで降ってたりしましたので。
あきらめ。
本読む日にし。
ゴールデンスランバーを買い求め。
カフェなどで、カフェオレなどを飲みながら、読。読。読。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: ハードカバー
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おもしろいね。
しかしあれね、伊坂さんは、総理ってか、すごい指導者みたいなのよく出してくるね。
まあ今回は一瞬でしたが。
んで、長編だけど、相変わらず会話は面白く、
伏線も、出しては回収、逆に先に回収して出すときもあり、と、飽きさせず、
何個かはちゃんと大事にとっておく、と、いう感じで、ずっと楽しく読めたんですが、
1こ、すごい重要なシーンが納得いかないんだよな・・・・・・
そ・れ・は
花火打ち上げの合図を送るところ。
ど素人二人が、銃を持ってどうとでもする気まんまんのプロの前で
携帯でお電話かけるって、どう考えても無理だと思うんだけど。
失敗する可能性は大アリなんだから番号を複数人で共有しておいて
一人が無理なら別の人が電話かければいいだけなんじゃないの?
アオヤギさんからの合図はテレビつけてりゃ見えるんだから
家からでもかけられるでしょう。
あんなの、一瞬でぶっ殺されて終わりだと思うけど。。
こんなとこで甘い展開にするんだったら森田君を無理やり助けてあげることに
甘さを使ってほしい。
伊坂さんの本は面白いけど、たいてい、殺しても死なないような人とか
死んでほしくない人が死んじゃって切なさをプラスするようなところが
ちょっと気に食わないんだよ。
しかしこの結末でこれだけ前向きさ爽やかさライトさを感じさせられるってのがすごいな。
私が主人公だったらどろどろに世を恨みまくっちゃうけども。
折角イケメンに生まれたのにどーでもいい顔に変えなきゃいけないしさ…。