思いわずらうことなく愉しく生きよ

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

姉妹物が好きなので久々に江国さんの本を購入。
わりと面白かったけど
お嬢さん育ちなバックボーンが感じられて
庶民派なわたしには馴染めない感もアリ。
 
それとはあまり関係ないんだけど
江国さんの本は、最初のころのものの方が好きです。
「ホリー・ガーデン」の果歩の料理はおいしそうだったなぁ。。
落下する夕方」の華子の荷物の少なさや
「なつのひかり」の主人公の生活に憧れたりしたものです
 
あ そーだ。
この文庫が「すこやか」「すこやか」連呼してて、気持ち悪かった。
裏表紙のあらすじ紹介のところに
「不穏な現実の底に湧きでるすこやかさの泉!」でしょー
で、帯にも、あ、今手元になくて確認できないけど
「不穏ですこやかな女達!」みたいな…。「すこやかに不穏な女達!」だっけ。
あれ、ほんとにわかんない。ごめんなさい。。。
確かに「すこやか」って江国さんらしい言葉だけど
それを他の人がワイワイ使ってると、なーんか、変だなーって思いました。
そんな、びっくりマークまでつけて使わんでもねえ。