まともバカ―目は脳の出店 (だいわ文庫)

まともバカ―目は脳の出店 (だいわ文庫)

講義の話とかを文章に起こしてあるのが多い、のだと思うんだけど
そのおかげで、読みにくい。
話し言葉として聴いたら「へー、ふーん」て頷けそうなものも
文字にしてあると書き言葉として読んじゃうから
文章としてきちんとしてないのが気になって、頭に入りにくいざます。
例えば、
机とかみかんっていったものに比べて夕焼けは現実感が薄いんだけど
それは、みかんは五感全てに訴える性質を持っているのに対し
夕焼けは視覚でしかとらえられないからです。
ここから、現実感っていうのは五感からきているってわかります。
みたいな話で
話し言葉として聴いたら感覚的になんとなくわかるーそうだよねーって思うけど
文章になってると、同じことを逆から言ってるだけでなんの理由にも証明にもなっとらーんって思ってイライラしちゃう。
なので
これは話し言葉なんだ話し言葉なんだと言い聞かせながら
ちょぼちょぼ読んでいます。