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- 作者: 荻原浩
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で「神様からひと言」読んで面白くて、あと2冊読みました。
解説が、「荻原浩にはユーモア小説を書いて欲しい!」ていうのと
「荻原浩はユーモア小説だけじゃない!」というのと両方あった。
ちょっと漫画的な人物造詣&会話運びって感じ。
おもしろいけど類型的な登場人物って感じもするなあ。
オロロ〜の村民とか、あそこまで行っちゃうと
(気合入れに村のお祭りの踊りのステップ踏みながらビルに乗り込むとか)ちょっと笑えない。
都会っ子が内心小バカにしつつ都合いいときにペラペラしゃべった言葉
(テストの時ノート借りて「オマエだけが親友だ!」みたいなやつね)
をすっかり鵜呑みにしちゃってる様子とかも、楽しい笑いじゃないなあと思いました。
話としては都会人側よりも村民側寄りなんだけど、なんか、うーん。うまく言えんが
あえて言ってみると「上から見下ろしてる味方」て感じかなあ。
ところどころクスっ、とかはあるけど心から大笑いというのでもなかったので
私はユーモア入れつつミステリーチック、とかに期待。