今日もシンセン

http://www.1101.com/2004_TV_taiga/index.html
id:kdmsnrさんから教えていただきました。ええ、ええ、私も毎週金曜日にはチェックしておりましたです。
いつも思うんだけど、この「女子の部」の愛読者ってどれくらいいるのかしら。正直いらんと思います。
でもここんとこは私もそう思ってた。

ゆーないと:  オダギリジョーの泣き顔に心を打たれましたが、回想シーンのセリフがアホみたいで笑えました。

ふたり: え?

ゆーないと: 「いつだったか、大阪のなんとかというところで」って言うんだけどさ、あの男、細かいことはなにも覚えてないんだなあ、と。

ほんとにアホみたいで笑えた。
下手に具体的に言うと史実がどうだこうだって話になるからぼかしたのかもしれないけど、「いつだったか大阪の呉服屋で」とかでいいじゃんね。なんていう店かなんて誰も聞いてないんだからさ。斉藤さんの抜けっぷりをアピールする場面でもなし、この枕詞のおかげで、只でさえいきなりのエピソードなのに更にとって付けたような胡散臭さが漂い、ちょっと不満。
ていうか、やっぱ、斉藤さんのキャラがわからん。
仲間にも内面を容易には見せないようなキャラかと思えばこの場面ではいきなりふっつーに語りだすし切腹の場面では泣いてるしこの前の日曜ではギャグ。いや、この前は全体的にギャグだったんだから斉藤さんがやっててもいいっちゃいいんだけど、にしてもやっぱり統一感がないというか、単なる便利キャラになってるような気がする。のは、最近見始めたから斉藤さんの全体像を掴めていないだけなのでしょうか?
 
さて先週はコメディモードでしたね。先々週がシリアス寄りにガッと行ったから先週でコメディ寄りにグッと戻して、さあ、来週から仕切りなおして行くぞー、って感じでしょうか。
今回の話では、つねさんが、勇を責めるでもなく深雪太夫を詰るでもなく、太夫に「勇をお願いします」っていうところがキメだったと思うんですが、これを予告で既にやっちゃってるから、毎週見てる人は今回どうなるかわかってるわけよね。そこまでのプロセスでみせるってことか。ま、「太夫とつねと勇の三角関係、一体どうなる!?」て正面から言われても、ぶっちゃけどうでもいいもんな…勇の恋愛模様なんて。竜馬が勇のこと「朴念仁」って言ってたけどほんとそんな感じ。ここ数話見ただけでは勇の魅力が全然感じられませんことよ。今回なんて口を開けば「そういう関係ではない」「そういう関係ではない」つって、妻には一日でバッチリ分かることなのに何を言うとるんじゃ。えい。えい。先週の話、最初の8分は見逃したからわかんないけど、つねさんだって、山南を死なせてしまって傷ついた近藤を慰めるためにわざわざ京都に来たんだと思うけどな。なのに勇はこっそり太夫と同棲しようとしてて、そこは100歩譲っていいとしても、そのくせ「そういう関係ではない」って、なんじゃそりゃ近藤のアホー。かわいこぶりっ子ー。まあ、「いい人の嫌なところ」がリアルではあります。がそういうリアルさを追求する話でもないしな。
むー、山南先生の恋話にはトキメキポイントがいっぱいあったのに…。団子パックリとか「お願いします」とかさ。勇にはかわいげがないです。大福買ったことぐらいか。
ていうかね、て何もいってないけどね、これから言うんだけどね、香取君が弛んでるように見えるんだけど(肉体的に。というか顔。特に瞼とかほっぺの輪郭)、新撰組総長としての威厳を出すためにまたお肉を付けている、の??こう、精悍さがありません。鈍☆なKA・N・JI。