今日は築地であさごはん・・・

エースを狙え!を、今、4巻まで読みました。

どのくらい知られているのかわかりませんが、
主人公 岡ひろみの、愛とテニスと成長の物語、かな。
主な登場人物をあげてみました。
岡ひろみ…高校からテニスを始めました。すなおで明るい子。
□むなかたコーチ…岡ひろみを育てるコーチ。超きびしい。ひろみLOVE。
☆お蝶婦人…超高校級のテニスプレーヤー。ひろみの先輩。
 ・かっこいい先輩
 ・次々と現れるライバル

基本知識をおさらいしたところで、以下、こころにおもいうかぶよしなしごと。


このお話は…ここからスタートで合ってるんでしょうか?
この話で、お蝶婦人とひろみの関係ってとても重要なとこですよね。
二人の関係、というよりは、お蝶夫人の、ひろみへの思いでしょうか。
ひろみは今のところ(4巻現在)、
お蝶婦人って素敵な人、すばらしい人、憧れの人―ってわりと単純に思ってるだけだけど、
お蝶婦人は相当複雑ないろーんな気持ちをひろみに抱いてるわけですよね。
私は王者ゆえにとっても孤独、だけどただ一人、心を癒してくれる存在、ひろみ。
ひろみと過ごす時間はとても大切。このままの二人の関係を大事にしていきたい。
なのにひろみは、私よりテニスを選ぶのね、お互いに苦しい道を選ぶというのね、
それならばいいわ、と冷たくしようとしても、テニスの厳しさを教えてテニスから遠ざけようとしても、
やはり可愛いひろみ、だけど憎かったり、やっぱり素直でかわいかったり、
強い情熱を持って迫ってくる脅威の存在だったり、
ああだったり、こうだったりと、いろいろあるわけです。
みたいです。
が、
その、もともとーの「お蝶婦人とひろみの素敵な関係」って、どこに描いてあるんでしょうか。
お蝶婦人がときたま熱くひろみへの想いを語ってるんだけど、
「えー、知らないよー?」って感じ。
登場人物紹介に「お蝶婦人に憧れてテニス部に入部」とか書いてあるけど
お蝶婦人が「手取り足取り教えたんですもの」とかいってるけど、
2、3ページ、図書館でお勉強を教えてあげるお蝶婦人と、ひろみ。
みたいなのも(とってつけたように)あったけど、
ふつーに読むと、ちょっと目をかけてる後輩、ぐらいにしか見えない。

「むなかたコーチに選手に抜擢された日から、ひろみのテニス人生が変わった!!!」ジャーン!!!
てことで、そこが物語の開始になるのもわかるんですが・・・
勝手に前提条件つくられてるような・・・